思想と思索のめもろぐ。 ・・・の、ろぐ。

はてなダイアリーで展開していた「思想と思索のめもろぐ。」のログ置き場です。新規更新は未定。

何度繰り返してんだろう、この手の話

 批評、と呼ばれる行為には2種類ある。
弱点を指摘して次へのステップの指標を与えるものと、
ただレッテルを貼るだけ、感情的なだけのもの。
前者は大いに糧となるが、後者はノイズにしかなりえない。
正直、批評と呼ぶのすらおこがましいと思うが、それはともかく。
問題なのは、今の世間の批評は後者の比率が圧倒的に高いせいで
前者の批評が埋もれて見えなくなっていることではないかと。
そりゃ、「安易に批評するな」なんて意見も出てくるわけだよ。


 で、こういう意見には大抵「批評は自由だ、批評なくして進歩はない」だとかの
反論が返ってくるわけなんだが、
ぶっちゃけその反論をする人間の批評に二者のどちらが多いかといったら、
正直に言って後者だと言わざるを得ない。経験上。
(あくまで自分の見た上での話。
 自分は違う、そうならないよう気をつけてる、という人には申し訳ない。
 その辺分かってる人に対しては特に言うことはないです)

本当に進歩を願って批評しているなら、それなりの形になると思うんだけどな。
相手の心に届かせようとしていない発言はただの愚痴でしかない、ってことを
もうちょっと自覚したほうがいい、みんな。


 ・・・というこの発言自体が誰かに向けたものではないただの愚痴、という落ち。