で、まぁ

　昨日の記事にトラックバック頂いた関係で色々と見てたら
なんかちょっとこじれたような事になってるので、
もうちょっとばかし書いてみる。


　誤解されると困るのは、別に金を払う事自体に腹が立つわけでは無く。
好きなミュージシャンのためになるんであれば、自腹を切る事は厭いません。
ですが、それはあくまで「好きなミュージシャンが儲かるなら」という意味。
言わば現状の問題は、「自分がJASRACに払う金が、
本当に自分の好きなアーティストに満足に行き渡るのか」ってのが
ちょっと見えない、という事かと・・・。
今回の件にしたって、JASRACが集めた補償金が、好きなミュージシャンに
どのように還元されるのかがどうにも分からないわけで・・・。
普通に考えれば、MDにしろHDDにしろiPodにしろ、売られている段階では
買った人が中に何を入れるかなんて分からないわけですから、
補償金ってのは厳密にミュージシャンに分配するのは不可能なわけで。
そう考えると、補償金ってのがどうしても、
「JASRAC（と一部の大手）が儲ける為のシステム」に
なっている気がしてならんのですよね。
好きなミュージシャンが儲かるならともかく、
何の関係も無い人が儲けがっぽりなのは納得が行かない、と。
自分も含め、多くの人が怒ってるのはそういう事ではないかと思いますです。


　まぁ、あんまり汚い話を表に出すな、って事ですかね。
前にも言った気がしますが、自分なんぞは
提供する側があんまり「金払え金払え」言ってるのを見ると、
逆に購買意欲が失せていくような人間ですので・・・。
本当はあんまり難しく考えずに音楽を楽しみたいんだけど、
今のような時勢ではなかなか難しいですね・・・んー。


　つーわけで、個人的にこの話題はこの辺にしておこう。
やっぱ難しく考えるのは向かないわ、俺は（ぁ