思想と思索のめもろぐ。 ・・・の、ろぐ。

はてなダイアリーで展開していた「思想と思索のめもろぐ。」のログ置き場です。新規更新は未定。

皆殺し編を振り返る

 ということでプレイ開始から12日目、ついにエンディング到達。
最後(つまり今日)は1時間以上やってたわけですが、
何というか感情が右へ左へ揺さぶられて大忙し(ぉ
ということで以下ネタバレ結界発動して感想語り。


 皆殺し編の名に違わず凄惨な結末だったわけですが、
最後は涙が出そうになった。いやまじで。
奮戦し立ち向かった部活メンバーの、あまりにも呆気ない最期に。
梨花の悲壮な、それでいて神々しい最期に。
そして雛見沢大災害の真実、そのなんと残酷なことか、と。
怒りというか悔しさというか、いろんな気持ちがない交ぜで、な。
やはり竜騎士さんの文章は引き込む力が強いんだろな・・・固有結界か(ぉ


 プレイを通して鷹野の評価が二転三転したのも大きな特徴かなー。
「にぱ――ヽ(>▽<)ノ――!」辺りまでは良かったんだがなぁ(^^;;
今は・・・言うまでもないですよね?(汗)
あと・・・赤坂・・・あんた、結局顔見せだけか?(苦笑)


 しかしまぁ、これは推理物として売るべきでは無かったかもな、とも。
私は既に書物を読む視点でストーリーを追っていた
(かつ、真に探るべきは裏のルールであるということを把握していた)ので、
たとえいきなりオヤシロさま(?)が出てきても足音の謎がオカルトでも
喉を掻き毟る薬剤や風土病が存在していても秘密組織の謀略が介在していても
すべて「な、なんだってー!?」の一言で受け入れてしまいましたけれども(ぉ
純然たるミステリー的解法で全てを解決しようとしていた人は怒るよなぁ(汗)
そういう人は罪滅し編の時点で既に見放しかけてたかもしれないけど、
今回のはそういう人らに対しては完璧に絶縁状に等しかったかもな・・・。
まぁ、オカルトと人為的要素をまぜこぜにすることによって
真に推理するべき事象すらも曖昧にしてしまう、
それがひぐらしのやり方だった、ということなのだろうな。多分だけど。
ま、どんなに荒唐無稽でも作者がやりたいようにやってしまえるのが同人の世界。
自分を含めた観客は、作品を受け取り見届けてこうやって語るだけ、さね。


 ・・・にしても・・・今になって問題編を見返すと、
全てが計算づくだったんだな、と呟かざるを得ない。
全て知った上で見返せば、まさに喜劇でしかない。哀れな、ね。


 さて、泣いても笑っても残すは全ての完結編、祭囃し編のみ。
圭一や梨花や部活メンバーがどのように敵に立ち向かうのか・・・。
永き輪廻から解き放たれるその瞬間を、楽しみに待とうかと思います。
幸い、夏まで退屈することもなさそうですし、ね。


 ここまで。ちと長くなったがまぁ、それだけ思い入れもあったってことで。
ようやくこれでネタバレ回避の必要がなくなるぜ・・・(苦笑)


 そういや今度は暇潰し編が漫画化だそうですが、
あれは長さ的に3ヶ月くらいで終わってしまうんじゃ?という心配が(ぉ
とりあえず単行本が出ることを祈りますが。
しかし今見ると、暇潰し編も、謎の中身は・・・なぁ(汗)
確かに推理不能ってのは事実だよなー、としか(汗)